外壁塗装会社に塗装の相談をすると、シリコンやウレタンをお勧めされることが多いのではないかと思います。

もちろん質だけで考えれば、フッ素や無機などさらに良いものもあるのですが、値段とのバランスを考えると、ウレタンやシリコンが人気です。

それぞれに特性やメリットがありますが、一般的に耐光性、耐久性に優れるシリコンと、柔軟性や耐候性に優れるウレタンといった見方をされます。

シリコンは優れた透湿性を持ち、雨水や湿気を外から中に入れずに放出することができます。そのため、外壁の内部でのカビや劣化を防ぎ、建物の耐久性を高める効果があります。

また、耐光性にも優れているため、日光や紫外線による色あせや劣化が抑えられます。
シリコン塗料を使用することで、表面の美観と耐用年数を確保することが可能です。

一方で、ウレタンはシリコンと比較して柔軟性に優れていますので、外壁の微細なひび割れが起きにくいメリットもあります。
また外部からの悪条件にも強く、長期間にわたって外壁を保護することができます。

両者の違いは耐用年数や価格です。

ウレタンは持って10年程度ですが、シリコンは状態が良ければ13年程度は良い状態をキープできます。

ただ、その分全体を塗装したときの費用差も20万円から30万円ほど出るので、どちらを選択するかは予算の兼ね合いといったところでしょう。

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